オルタナティヴな感性はそのまま過去最高にポップに突き抜けたバースト・ナンバー”I’ve been insain”をはじめ、全て新録となる4曲を収録しています。リリースに先駆けて公開されたミュージック・ビデオには、レーベルメイトのHomecomings、Seuss、THE FULL TEENZのメンバーも出演。 同じく関西を拠点に活動するバンドAnd Summer Clubの角田健輔が監督を務めました。
エンジニアはHomecomings/KONCOSなどを手がける荻野真也が前作に引き続き担当。メンバーからの強い希望で一発録りで行われたレコーディングによって、現在のバンドの勢いと魅力をライブ感たっぷり余す所なく詰め込んだ内容に。アートワークはイラストをタナカカエデ、デザインをメンバー佐合が手がけた紙ジャケット仕様です。
このCDは今週末9/24(土)京都リンキーディングで行われる自主企画のスタジオライブイベント「ネガティブアプローチ」からshe saidが出演する各ライブ会場にて先行発売されます。また少し先になりますが11月には一部店舗にて販売を行う予定。取扱い店舗は追ってお知らせします。そして年末~来年には名古屋・東京・京都にてリリース記念イベントの開催も決定しました。
“I’ve been insain” MV
she said – Ducts and Screen
she said – Ducts and Screen
1. I’ve been insain
2. My robot
3. That sadness
4. Go in vain
SRCD-050 / SECOND ROYAL RECORDS
CD / 1,000円+税
※ライブ会場先行発売
※一部店舗にて11月11日より販売予定
コメント
「she saidは叙情的なアンサンブルにハァという、いとをかし みたいな感嘆のため息が溢れて、毎回うっとりしたり切なくなったりするのですが、今回の新曲、特に2曲目の「My robot」を初めてライブで聴いた時は、荒々しいドライブ感が僕のハートに直撃してウォー!とモッサリした成人男性の叫び声が出ました。ポジティブにもネガティブにもマッチする4曲だと思います!最高にかっこいいぞ!!」
And Summer Club チャーケン
「僕がギターロックバンドにどうしようもなく惹かれてしまうのは甘酸っぱさ、やるせなさ、切なさといった要素が狂おしく胸を掻き毟るからなんだけど(最近はその感情が簡単に「エモ」という言葉で片付けられがちな気がしてなんだかなーと思っている)、she saidの新作にはその要素に加えてバンドの物語が詰まっている気がして、カーステから1曲目のイントロが鳴り響いた瞬間僕は驚きながら微笑み、ハンドルを握る左手を外し、小さくガッツポーズした。
学生時代の蒼さからその先に向かう美しさと儚さ…。Vo.佐合さんの歌声はどこか気怠さを感じさせつつ驚くほどの表情を見せ、Ba.森岡君のプレイは前作から比べものにならないほどの包容力でもって曲全体を包み込むようにうねる。4人全員が有機的に、でもいい具合に好き勝手やれる、ギターロックのフォーマットだからこその魅力がこれでもかと詰め込まれた会心の4曲。もっともっと聴きたい…! 」
bed 山口将司
「日々ライブを続け、ステージで演奏を続けていると、どこかであとひとメモリ音量を上げないといけない時が来て、その時を超えた今のshe saidのテンションは、表情じゃ伝わらないほど高くて泣ける。 」
KONCOS 古川太一
「グランジ。she saidの新音源を一言で表すなら、これに尽きます。 歪んだギター、平坦なリズムに奥行きのない録音。気怠いボーカル、ダウナーな歌詞と反比例するようにひたすら甘いメロディー。 ダイナソーJr.とレモンヘッズ。
僕はボーカル佐合さんの書く詞が好きです。誰からも理解されないこと。他者を拒絶しながらも繋がりたいと思うこと。全てから取り残されてしまったような感覚。 口に出すのも憚られる、くだらない、幼稚な感情。詩的な美しさは無いかもしれないけど、今のこの気持ちを歌にしたい、というか歌うならこれしかないしこれしかできないという切実さを感じてグッときてしまいます。佐合さんにはJマスキスみたいに、白髪のおばあちゃんなっても、こんな歌詞を甘いメロディーに乗せてずっと歌い続けてほしいなと思いました。」
my ex 古高
「she saidは希望だ! 出会えてよかった。バンドのドキュメンタリーをずっと見ていたい。死ぬまで続けて欲しい。 」
シャムキャッツ 菅原慎一
she said “Ducts and Screen” RELEASE TOUR
2016年12月18日(日) @名古屋 K.D ハポン
2017年01月14日(土) @下北沢 THREE
2017年01月15日(日) @京都 UrBANGUILD
LIVE SCHEDULE
9/24(土) @京都リンキーディングスタジオ
「she said presents “ネガティブアプローチ”」
w WOTZIT / メシアと人人 / swimmees
9/25(日) @立命館大学 学生会館小ホール
「knit pre. “Between Days”」
w ラッキーオールドサン / my ex / sans visage / knit 等
10/1(土) @尾張旭市新池交流館ふらっと 展示学習室
「”Ack Ack Ack Ack #9” yep 1stミニアルバムレコ発」
w yep / MILK / 4BROTHERS
10/15(土) @浜松キルヒヘア
「Homecomings “CENTRAL PARK AUDIO TOUR”」
w Homecomings
10/16(日) @横浜・天王町スタジオオリーブ
「花とひとびと」
w HALFMUST / SUMMERMAN
11/2(水・祝前日) @京都METRO
「SECOND ROYAL -GRMLN JAPAN TOUR 2016-」
w GRMLN / And Summer Club / JIV / Seuss / THE FULL TEENZ
she said プロフィール
佐合志保(ヴォーカル・ギター)、愛須理保子(ギター・コーラス)、森岡誠也(ベース)、尾島海地(ドラム)による4人組バンド。くるりやキセル等を輩出したことで知られる立命館大学の軽音サークル「ロック・コミューン」が母体となり結成。 京都屈指のフロア・ライヴ「感染LIVE」、元Vivian Girlsのキャシー・ラモーン来日、さらに同バンドのベーシストであるケイティーのソロLA SERA来日公演と、幾つものエピックなイベントへと出演。 2015年6月SECOND ROYAL RECORDSより、7インチ・シングル『dim shape / hatred feel』をリリース。8月にはHomecomings、ラッキーオールドサン、マイミーンズを各地ゲストに迎え、東京のガールズ3ピースSaToAとスプリットツアーを開催。10月にデビューミニアルバム『So Lonely but Never Alone』 をリリースした。
http://shesaid-kyoto.tumblr.com/
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