結成20周年!! 初のベスト盤「RAZORS MANIA」を10/19リリース!!

razors_mania_header

日本が誇るスラッシュハードコアバンドの雄、RAZORS EDGEが初のベスト盤「RAZORS MANIA」を10/19にリリース!!

数度のメンバーチェンジを経ながらも決して立ち止まることなく活動を続け、これまでにシングル2枚、アルバム6枚、ミニアルバム1枚を発表。その曲数はなんと120曲超え!!

厳選された曲目に、さらなる新曲を加えた44曲入りのベストアルバム

さらにはリリース直後の10/23(日)には無料のアウトストアワンマンライブも開催が決定!

リリースを記念してDEEPSLAUTERYasuyuki “YAKKUPO” OgawaKENJI RAZORSへインタビュー!!RAZORS EDGEの歴史が語られる居酒屋トーク!!

 

「あの時期にそういう「面白いこと」がなかったら終わってたと思う。」

s__5300226

yasu 「RAZORS EDGEは今のメンバーになってからが1番長いですよね」

 

KENJI RAZORS 「そう。RAZORS EDGE始めてからこれだけの期間メンバーが変わらなかったのってこの11年だね。本当にずーっと。初期はね、ドラムが仕事で無理とかギターが子育てで無理とかでヘルプをいっぱい頼んでそれで回してたのよ。ミサイル(MISSILE ”Ba”)と、きっちゃん(KRASH ”Dr”)が入るまではその辺が大変だった」

 

yasu 「結成はどんな感じだったんですか?」

 

KENJI RAZORS 「結成は、、、俺当時はジャンクバンドのベースボーカルやってて。そのバンドが解散するっていう時期がきてて、、、で、うちの初代ギターがファストコアのバンドでボーカルをやってて。実はギターが上手いっていうのは知ってて。家も近所で。ファストコアがすごく流行ってたけど「もっと自分たちのルーツに近いことをやろう」っていうところで気が合って。実は当時は同年代でそういうこと言うやつあんまりいなかったのね。もっと「グラインド!!」とか「激音!」みたいな感じで。俺らがやろうとしてたスタイルのハードコアっていうのは、いわゆる「昔のジャパニーズハードコア」だから、そこにアメリカのハードコアの明るい要素を足してやったら俺らっぽくできるんじゃないかって感じで始めたのがRAZORS EDGE」

 

yasu 「RAZORS EDGEの結成って1996年ですよね。 96年って、、、AIR JAM前年ですね。その当時ってバンドやライブ、イベントってどういう感じだったのか、凄く興味があります」

 

KENJI RAZORS 「割とミクスチャーな感じやったよ。いわゆる「メロコア」が出る前で、、、HIPHOPとハードコアが混ざってるのが新しかったりとか。色んなバンドが対バンしてる時期だった気はする。アンダーグラウンドが成熟する前の、色んな音楽が混ざって面白いみたいな。ジャパニーズハードコアが落ち着いてからの新しい感じがふつふつあったな。 レイザーズ始めた頃は多種多様なバンドがたくさんいて、、、ミクスチャーとかジャンク、グラインドとか一緒にやってたね。バンドが少なかったっていうよりかは「みんなでやるしかないじゃん」みたいな感じはあった。あの頃はあの頃で良い意味でカオスだったな。本当に色んなバンドがいた」

 

yasu 「97年になると、Hi-STANDARDのムーブメントは起きてますよね」

 

KENJI RAZORS 「RAZORS EDGEを組む前から人気あったな。Hi-STANDARDはその時から凄かったから。『GROWING UP』(1995年リリース)を出す前からグワ〜〜〜ッ!!って来てたよ。今までライブハウスに来たことないような普通の子達がゾロゾロ集まりだしてて、、、それがムーブメントなわけじゃんやっぱり。一般層を巻き込んじゃうっていうのが。そういうのがAIR JAMの前から起こってた」

5054338331553photo by TAKAKURA

 

yasu 「BBQ CHICKENSとIDOL PUNCHとTOMORROWとリリースしてた「MOSH CIRCLE, JERK PUNKS!」って、、、2002年でしたね。 ターニングポイントってあの辺だったりしますか?」

 

KENJI RAZORS 「そうそう。結局ファーストアルバムまでは割とハードコアの、、、東京でいうと高円寺20000Vとかああいうシーンの中でやってて。で、2000年にアルバムを出して、、、その秋に健さん(横山健)と出会ってるのよ。SET YOU FREEを介して。 SET YOU FREEも画期的なイベントだったね。色んなバンドを呼ぶっていう。あれは当時めちゃめちゃ影響を与えたね。俺たちにも周りにも。一時期はあんまり自分たちで企画イベントとかせずに、そういうのばっかり出てたかも。「SET YOU FREEに出てる方が面白い」みたいな感じもあって。レイザーズの20年の中でBBQ CHICKENSとSET YOU FREEは切っても切り離せない出会いやったね」

 

yasu 「実は始めてRAZORS EDGEの音源持ったのが「MOSH CIRCLE, JERK PUNKS!」なんです。TOMORROWが入ってたのが買うきっかけで、、、」

 

KENJI RAZORS 「TOMORROWは衝撃的やったね。自分がいるシーンで1番絡みがあったBBQ CHICKENSとTOMORROWと、、、「ここが、、、こうなったら面白いんじゃねーか?」ってアイデアが浮かんで。SLIGHT SLAPPERSがやってたEAST WEST FAST BLAST FESTIVALとかに近いものが作れるんじゃないかって思って。今自分が関わっているところで面白いコンピレーションが作れると思ったの。似たような売れ方してる似たようなバンドを集めてくるのは簡単だけど、そうじゃなくて、、、「えっ?BBQ CHICKENS入っちゃうの?あれっ?TOMORROWも???」みたいな面白さがある。 それを出してからのPIZZA OF DEATH RECORDSに所属っていう流れがあった」

 

yasu 「あの頃はRAZORS EDGEはもちろんですけど「JELLYROLL ROCKHEADSのケンジさん」っていうイメージも強かったです」

 

KENJI RAZORS 「JELLYROLL ROCKHEADSは2年くらいしかやってなかったけど、、、音楽やっててあんなに色んな人に褒め言葉をもらうってなかったな(笑) 短期間であれだけ評価されたのはJELLYROLL ROCKHEADSくらいやね。RAZORS EDGEでそんな経験ないから(笑)  当時でいうとthe futuresのギターがいて、、、SUSPRIAIA/宮武BONESのドラムがいて、、、 まぁ「スーパーバンド」みたいなこと言ってくれる人もいたけど(笑) 個性はあったよね。そういうことがあったから長く楽しくやれてて、、、あの時期にそういう「面白いこと」がなかったら終わってたと思う。「もうつまんない、いいや」って。 この出会いと活動ができたのは今に繋がってるよね」

 

 

yasu 「2003年の「RAZORS RISING!!!!」からリリースはPIZZA OF DEATH RECORDSですね」

 

KENJI RAZORS 「AIR JAMの感じを見てると、、、みんないい演奏をしていい曲を作ってたからなんだけど、そういうところに絡んだ瞬間ちゃんと売れてたじゃん。でも自分らがPIZZA OF DEATHに絡んで一気に売れるかってなると、そうは思わなかったのよね。演奏が下手くそだって解ってたし。そんなに万人が喜ぶような曲でもないし(笑)周りのバンドでもPIZZA OF DEATHに入ってすぐに売れたかっていうとHawaiian6以外はそうじゃないっていうのも見てたから、、、覚悟はしていた。ただ、これでたくさんの人が知ってくれるからちゃんとやりたいし、夢と希望と野望を持ってやりたいなって思って。色々改善できることはして、、、大きい会場でもお客さんが喜んでくれる演奏力を身につけようとか。ただやっぱりなかなか時間がかかって。 タカ(TAKA BEEF “Gt”)が入って演奏力がガッチリしたな。そっからはもう押せ押せで(笑)「グワーーーーーッ」って感じで(笑)」

 

yasu 「タイトだけど、でもかっちりしすぎてないハードさっていうのがありますよね(笑)」

 

KENJI RAZORS 「(笑)」

 

yasu 「あれってなかなかできないんですよね(笑)タイトにしようとするとカチッとなりすぎちゃうし、グチャグチャにやればいいかっていうとそうでもないし」

 

KENJI RAZORS 「バランスなんだろうね(笑) きっちゃんは、、、根がハードコアじゃないからタイトにやることを本人は望んでるキャラだし。でもenvyとか好きだからガーーッ!って行くところもある。 ミサイルは、、、ちゃんとしてるから(笑) あいつはめっちゃ上手いからね。良い意味の「タイトさ」っていうのはあいつを基準に作ったっていうのもある」

razors-edge-6-141

photo by JON

 

yasu 「FUJI ROCK FESTIVALに出たのが2008年ですよね」

 

KENJI RAZORS 「そう。俺ときっちゃんは普通のロック好きで、、、FUJI ROCKには何年も遊びに行ってたのね。あ、一緒にって訳じゃないんだけど(笑) 会場で会う感じで。 「きっちゃん、ここ最高やな〜〜!出たいな〜〜!!」って言うと「出てぇっす!!来年機材持って来ましょう!!」って(笑)」

 

yasu 「(笑)」

 

KENJI RAZORS 「いや、そういう「ゲリラ的」なんじゃなくて(笑) 出るなら正式に出ようぜ。ちゃんとここに出れるバンドになろうぜって。出るまで7年くらいかかったんだけど「出るために頑張ろう」って言ってて。どうやったら出れるかなってすげぇ考えてた。変な人気よりもFUJI ROCKに出る「ハク」が欲しかった。あと、この場所で出演者として酒飲みてぇなって(笑)」

 

 

「20年バンドやってて、、、やっぱりここ何年かでSTORMY DUDES FESTAがこういう感じで盛り上がってるのが一番嬉しいかな。 一番楽しい。」

razors-edge-88-141

photo by 半田安政

 

yasu 「15周年記念盤の「FUCKED UP!」をリリースしたのが2011年ですよね」

 

KENJI RAZORS 「2011年、、、震災の時だね。あの前の「SONIC!FAST!LIFE!」っていうアルバムでちょっとハードな路線に戻ってんだけど 震災の時にバンドのテンションが変わったっていうか、、、でもそれはみんなそうだよね。変わってないふりをしてても、みんな絶対に影響受けてるっていうか受けざるおえなかったっていう感じだったし」

 

yasu 「STORMY DUDES FESTAが始まったのって何年くらいでしたっけ、、、?」

 

KENJI RAZORS 「今年が4年目だったから、、、2013年からかな。自分たちのやりたいことを今後はしっかりやんなきゃバンドって潰れるなって思って。こういう時代になったからなおさら感じたのかな。このままやってたら、、、人にイベント呼ばれて出てるだけじゃダメだと思って。自分達でやんなきゃダメだって。 あの頃は重苦しい感じもあったから」

 

yasu 「KENJIさんからSTORMY DUDES FESTAの草案みたいなのを聞かせてもらった時めちゃくちゃヤル気に満ち溢れてましたよね。なんていうか、出会った頃のKENJIさんに戻ってた感じもありました」

 

KENJI RAZORS 「よかった(笑) 自分なりに何か補正しようと思ってたんだろうね」

 

 

KENJI RAZORS 「STORMYに出したいバンドがどんどん増えていってて、、、レギュラー化してるバンドは毎年出てほしいし、さらにどんどん増やしたいのよね。そうなると会場を増やすしかないから結構大変で、、、 「入れない」っていうクレームも聞くからね。せっかく来たのに見れないっていうのが増えすぎると良くないのはわかってるから。ただ「どこいってもギュウギュウ」感はそういうクレームが出るくらいじゃないと成り立たへんやんか。 「どこ行ってもええ感じで見れました」って、それあんまり客入ってないやんってことやし。 俺はやっぱり「異常な密集度」それを年に1回みんな辛い思いをして体験するっていいうのが良い(笑)」

 

yasu「STORMYの会場の、、、PangeaからBRONZEやHOKAGE、、、あの一帯、三角公園周辺がめちゃくちゃカオスになりますよね(笑) 多分あそこのコンビニの売り上げとか、、」

 

KENJI RAZORS「すごいことになってるだろうね(笑)東京でやったら同じ雰囲気にはならへんやろし。。。あ、別にやりたくない訳じゃなくて。 チャンスあったらやりたいんやけど、、、アメ村の、あのライブハウスの立地条件っていうか、奇跡的なライブハウスの隣接具合。なかなかあれに敵う場所はないなって思って(笑)世界で1番サーキットイベントしやすいんじゃねーかなって俺は思ってる(笑)」

etc-2-20photo by JON

 

KENJI RAZORS「今回で4回目やってんけど、1回目の時よりもみんな出演オファーの返事が早いのよ(笑)ちゃんと開けてくれてるっていうか、オファー待ってくれてるような。1回目の時なんか「どうですか?」「どうですか?」って確認の電話何回も入れたりしないとダメで大変だったけどね。年々返事が早くなってきて(笑)それが嬉しくてさ。 イベントとかのMCで「今日の出演者は最高です」みたいなのよく聞くけど、、、やっぱり誘ってて出れてないバンドがいたりすることもあるわけじゃん。それはそれで悪いことじゃないけど。でもストーミーに関しては、ほぼ出てほしいバンドが出てくれる感じになってきたから本当に最高なんよね。

 

razors-edge-14-141photo by JON

 

KENJI RAZORS「自分たちがやってきたことの証やから。人脈とかね。俺らみたいなバンドから、ああいうアーティストのラインナップで幅広く呼んでるところもね。FRONTIER BACKYARDも出ればSLANGも出たりとかさ。DEEPSLAUTERもだし、クリトリック・リスとか赤犬とか。そういうRAZORS EDGEならではの人脈というか、、、「バンドの人間性がすごく出てるイベントだ」って言ってくれる人もいるし、それでいいと思うから。それでお客さんが増えてるってことは自分たちがやってきたことが「正しくないことはない」っていう証明な訳で、、やってよかったって思う。20年バンドやってて、、、FUJI ROCKとか大きなイベントの場に立たせてもらったけど、もちろんそれも最高だったけど、やっぱりここ何年かでSTORMY DUDES FESTAがこういう感じで盛り上がってるのが一番嬉しいかな。 一番楽しい」

 

yasu「RAZORS EDGE全員が主となって動いてる、、、いわばDIY感がすごく色に出てるイベントだと思います。出演者も、お客さんもみんな楽しんでるし。あの雰囲気を作るのってなかなかできないですよね」

 

KENJI RAZORS「イベント当日はもう俺ら「ヒーッ!!」って言いながらいろんな会場回ってるからあんまり笑えてないけどね(笑)出演者も客も「今日、一番楽しい日なんですけど!!」みたいな感じでいるのが嬉しい」

 

etc-1-20photo by JON

若い子にも「うわ!ケンジみたいに跳びてぇ!!」って思ってもらうだけでも全然いい(笑)

 

yasu「インターネットが当たり前になってきたっていう流れで何か変わったことってありましたか?」

 

KENJI RAZORS「インターネットは、、、あんまり好きじゃないのよね。好きじゃないけどやんなきゃいけないし、やって損はないから、、、そこの向き合い方かな。 フラフラと「飲んでま〜す」とか「こいつらと楽しくやってま〜す」みたいな事ばっかり上げてるのはバンドマンの本来の姿じゃないからね。芸能人だよそれって。ただ、いかんせん俺は「飲みキャラ」っていうイメージもついてるからそことの戦いもあるね(笑)」

 

yasu「2009年〜2010年くらいにTwitterが出てきて、なんか「みんなが団結した」みたいな感じしましたよね(笑)」

 

KENJI RAZORS「したね(笑)」

 

yasu「お互い「知ってます」くらいの所からTwitterで友達になって、、、みたいな。先輩も後輩もみんなで楽しもうぜっていう感じもあって、、、」

 

KENJI RAZORS「TwitterはTwitterでネットワークを広げたよね。うまく使えてる人はかっこいい事をTwitterでいっぱいできたっていうのもあったし。ただ、俺は未だに使い方がよくわからないんだよね(笑)難しいよね。向き不向きもあるだろうし、、、「バカ発見器」なわけじゃん(笑)」

 

yasu「(笑)」

 

KENJI RAZORS「俺なんかその「バカ」を結構出しちゃうから最初は使い方を悩んだんだけどね(笑)俺は純粋に「楽しい」と思って上げてるのに、後から見たら「なんかバカみてぇだな」って自分で思う事あるから(笑)でも、お客さんはバカじゃないから、、、やっぱりTwitterはTwitterだし、ライブはライブなのよね。いいライブしていい活動してたらちゃんと見てくれるし」やっぱり使い方だね。ATATAのナベカワくんはTwitter師匠だね(笑)本当に凄いよ。バンドマン向けに講演会とかやってほしい。「Twitterの使い方とは」みたいな(笑)ナベカワくんの良い所、面白い所はライブする前にストーリーを呟くでしょ。で、ライブした後にその結果どうだったかっていうのもきちんとブログとかに書く。だから関わる事が面白い。客からするとTwitterを見て気になってライブ行って、、、ライブ終わってブログに書いてくれる感想とかも見て、、、ってすごく大きな時間で楽しめるっていう。ライブプロデュースとしては本当に新しい形だよね。」

 

re-38

photo by 半田安政

 

yasu「ベスト盤「RAZORS MANIA」を10月19日にリリースして、、、 アウトストアライブがERAで10月23日にありますね」

 

KENJI RAZORS「無料のライブがね(笑)」

 

yasu「どういう経緯で決まったんですか?」

 

KENJI RAZORS「今回リリースする時にプロモーションを色々と考えてて。特典がどうのとかも。で、「インストアライブどうですか?」って話になって。インストアライブっていいんだけど、、、ちょっと不完全燃焼で終わるからなーって思ってて。で、そんな時に、、、DEEPSLAUTERとKAMOME KAMOMEとFUCK YOU HEROESでやったやつあったでしょ? あれをパッと思い出して」

 

yasu「ありましたね」

29-2

DEEPSLAUTER vs KAMOMEKAMOME vs FUCK YOU HEROES 3way split CD「放送事故現場」

(DISC UNION特典としてCD購入者へ下北沢ERAにて行われるライブのチケットが配布された)

 

KENJI RAZORS「実はあのイベント見に行ってて(笑)ちょうど東京にも住んでたし。昼間にあんなに人が集まってメチャクチャに盛り上がってるのを見て「これだよな」ってなった。特典だからみんなCDも買ってから来てるし「最高じゃん」って思って。で、それを思い出して「じゃあアウトストアでやりたいな」ってなって決定した。19日に発売して23日ライブで期間が短いからレコード屋に行くタイミングがないって人もいるかもしれないけど。。。当日買って整理券もらってから来ても多分入れると、、、思う」

 

re-20

 

yasu「今回のツアーは割としっかり回りますよね」

 

KENJI RAZORS「まぁ、本数は減ったけどね。20周年だし、お世話になった所は行くけど、、、もっと行かないといけない所もあるんだけど。本当は。 「すいません。行けませんでした」って所もあって。申し訳なくて。」

 

yasu「今までRAZORS EDGEが行った場所でどこが印象に残ってます?」

 

KENJI RAZORS「あー、、、どこだろうな。 ここだ!っていう所はパッと思い浮かばへんけど、例えば凄く遠い場所で、お客さんは、、、まぁちょっと少なかった、、、って時があって。でも、その日そこにいた人は全員クソ楽しそうに大盛り上がりした!!みたいな事はあったな。 それは大都市ではできない事なのかもしれないし、そう考えたら「ものすごい事をしにきてんだな。俺たち」って思ったよね。 俺がその地方に住んでて、客としてその日そこで暴れてたら半年分くらいは元気もらえるんじゃないかって(笑)そういう瞬間がたまにあるよね。 自分の力だけじゃないし、そこにいる人の熱量あっての事なんだけど。そういうふうに起こるミラクルって音楽以外じゃパッと思いつかへんよね(笑)音楽鳴らしてたらね、なんかあるよ。本当に」

 

razors-edge-54-141photo by JON

 

yasu「僕らが10代の頃に感じた「これ凄い!かっこいい!! 俺らにもできるかも!」っていうあの感覚を今の子たちにも感じてほしいですよね」

 

KENJI RAZORS「感じてほしいよね。ほんとに。やっぱりパンクとかハードコアの面白さって目の前でパフォーマンス、ライブしてるのを見て「なんじゃこりゃ!!」みたいなところだからね(笑)「楽しそうだな!」「俺もギター弾いて歌いたい!」って思わすことができる。そこだと思う。近所の兄ちゃんがやってて「俺にもできんじゃねーかな。しかも、、、楽しそう!」って。それは自分も感じて始めてるし。若い子にも「うわ!ケンジみたいに跳びてぇ!!」って思ってもらうだけでも全然いいしね(笑)」

 

yasu「ほんとに、、、日本で一番跳んでるオッサンですからね(笑)」

 

KENJI RAZORS「ほんとだよね(笑)」

 

yasu「けんじさん、1回のライブで100回くらい跳んでますよね(笑)しかも年々増してきてる感もあって(笑)僕らの周りがよく言ってるのが、、、「RAZORS EDGEは今が一番カッコイイ」って事なんですよ。」

 

KENJI RAZORS「うわっ、、 嬉しい嬉しい(笑)それこそ続けてるバンドの目標というかね。そういう風に言ってもらえるのってバンド冥利につきるよね」

 

 

取材場所:りある
文・編集:雲丹亀 卓人

【発売記念アウトストア ワンマンライブ 詳細】

1474592374827

「RAZORS MANIA OUT STORE LIVE at ERA」出演はレイザーズのみのワンマンライブ。

下北沢ERA

12:00オープン 12:30スタート
入場整理券配布店:タワーレコード渋谷店、新宿店、池袋店、秋葉原店、横浜店、川崎店、吉祥寺店、八王子店、ヴィレッジヴァンガード下北沢店、ディスクユニオン下北沢店

※各店舗、入場整理券の配布枚数に限りがございます。
※入場時に600円のドリンク代が必要です。

詳細:入場制限あり。200名様限定。整理券の整理番号はありません。当日の並んだ方からのご入場となります。規定人数に達した時点でご入場いただけなくなりますのでご了承ください。

http://s-era.jp/2016/10/23/%E3%80%90day-time%E3%80%91razors-edge-presents%E3%80%8Crazors-mania-out-store-live-at-era%E3%80%8D/

 

RAZORS EDGE – RAZORS MANIA

1474592534401-300x300

【商品情報】
アーティスト:RAZORS EDGE
タイトル:RAZORS MANIA
発売日:2016年10月19日(水)
品番:TOL-032
価格:¥2,130 (税抜価格)+税
レーベル:THRASH ON LIFE RECORDS

 

【収録内容】
1.THE CLOSE GAME
2.DO THE SPIN SOUL
3.FUTURE PRESIDENT
4.BORN AGAIN
5.MORE SOUL FOR BEAT
6.JUSO CARZY NIGHT
7.MAGIC NUMBER
8.GLOW IN THE DARK
9.LIVINGDEAD
10.STR8 TO SPACE
11.SENSE OF SMELL
12.JET STREAM
13.THRASH ‘EM ALL!!
14.RADIO “PUNK 007”
15.RAZORS EDGE IS MOST THRASH!!
16.MOUNTAIN MOUNTAIN
17.SO MUCH FUN!
18.BLITZKRIEG CHAOS
19.BLITZKRIEG THRASH!!!!
20.SONIC!FAST!LIFE!
21.NINJAH TUNER
22.SAVE OUR RIGHTS
23.RAZORS WIND
24.UGLY KID
25.TRAIN TRAIN TRAIN
26.I HATE WRITING LYRICS
27.I LOVE VANS
28.WAY TO GO!
29.POISON PUNK
30.EAT THE PASSION
31.POSTMAN
32.THRASH THE PRESSURE!!
33.WORLD IS ONE(2011 ver.)
34.FUCK ‘EM ALL!!
35.FUCKED UP!
36.SKATE RIOT
37.MY EAR IS DUMB
38.I FEEL ALRIGHT
39.STORMY! STORMY!
40.DREAM TEAM
41.PUNKADELIC
42.DANCE MY DANCE
43.THRASH MARCH
44.GET BACK

 

【RAZORS EDGE 20th Anniversary ”THRASH ‘EM ALL!! Tour 2016″】

10月30日(日) 柏ALIVE
“THRASH ‘EM ALL!! vol.87″ & FRIDAYZ “DO IT TOUR 2016″ ダブルレコ発
出演:RAZORS EDGE / FRIDAYZ / DEEPSLAUTER / THE NO EAR / THE SENSATIONS

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 16:30/17:00
◇チケット:ALIVE取り置き
info:047-143-2088 (ALIVE)

 

11月5日(土) 札幌カウンターアクション
“THRASH ‘EM ALL!! vol.88″
出演:RAZORS EDGE / NO HITTER / DEAD FISH BOYS / REAL SHOCK MATTER

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 18:30/19:00
◇チケット:店頭 / 通販
info:011-222-1413 (KLUB COUNTER ACTION)

 

11月12日(土) 広島4.14
“THRASH ‘EM ALL!! vol.89″
出演:RAZORS EDGE / ORIGIN OF M

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 17:30/18:00
◇チケット:チケットぴあ(P:308-452) / 店頭 / e+
info:082-249-3024 (4.14)

 

11月13日(日) 博多キースフラック
“THRASH ‘EM ALL!! vol.90″
出演:RAZORS EDGE / STEP LIGHTLY (2マン)

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 16:30/17:00
◇チケット:ローソン(L:84854)
info:092-762-7733 (Kieth Flack)

 

11月19日(土) 下北沢シェルター
“THRASH ‘EM ALL!! vol.91″
出演:RAZORS EDGE / STOMPIN’ BIRD / Dizzy Sunfist

OPEN 18:30/ START 19:00
前売¥2,500(税込・ドリンク代別途)※小学生以下保護者同伴に付き入場無料
◇一般チケット:ぴあ(P:308-301)、ローソン(L:75544)、e+
info:03-3444-6751 (SMASH)

 

11月23日(水) 名古屋ハックフィン
“THRASH ‘EM ALL!! vol.92″
出演:RAZORS EDGE / SPREAD / milkcow

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 17:30/18:00
◇チケット:チケットぴあ(Pコード:308-741) / 店頭 / e+
info:052-733-8347 (HUCK FINN)

 

11月26日(土) 大分SPOT
“THRASH ‘EM ALL!! vol.93″
出演:RAZORS EDGE / …and more

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 17:30/18:00
◇チケット:8/24~
info:097-533-0467 (CLUB SPOT)

 

11月27日(日) 松山Double-U
“THRASH ‘EM ALL!! vol.94”
出演:RAZORS EDGE / …and more

ADV/DOOR 2500/3000(1drink別)
OPEN/START 17:30/18:00
◇チケット:DUKE / ローソン(L:61928 ) / ぴあ(P:308-767) / e+
info:089-948-8514 (Double-u studio)

 

12月17日(土) 大阪十三ファンダンゴ
“THRASH ‘EM ALL!! vol.95”
出演:RAZORS EDGE(ワンマン)

OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥2,500(税込・ドリンク代別途)※小学生以下保護者同伴に付き入場無料
◇一般チケット:9/10~:ぴあ(P:308-280)、ローソン(L:59230)、e+
info.06-6535-5569 (SMASH WEST)

 

【RAZORS EDGEオフィシャルサイト】
http://razorsedgejapan.com/
【THRASH ON LIFE RECORDSオフィシャルサイト】
http://www.razorsedgejapan.com/tol/index.html



SHARE ON!!!

Written by air