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「素晴らしいサウンド!」フィーレックス・バートン (ベースメント・ジャックス)
「ハードなビートが良い」ボビート
「最高!」 ローラン・ガルニエ

 

多国籍・多人種。

グループのリーダーは、シスリー・ローズ・テイラー。バンド創始者であり、コンガ、パーカッションを操り、ヴォーカルも担当する。そして、シギ・ンワソテがリード・ヴォーカル。メンバーは、たとえば、シギはケニアとタンザニアのハーフ、ルークはガーナ人ハーフ、ディーンはマレーシア人ハーフ、ドラマーのマーティアはイタリア人、シスリーはヨーロッパのいろいろな国の血が混ざりイギリスにやってきたという、ひじょうに多国籍・多人種のマルチなグループだ。そして、音楽も東アフリカ、西アフリカ、ブラジル、キューバなどの音楽スタイルの影響も受けている。
アルバム10曲を一聴すればわかる通り、まさに全編アフロ・ビート、しかも、今風のアフロ・ビートだ。彼らによれば、フェラ・クティ以外にも最近人気のジャズ・グループ、ハイエイタス・カイヨーテ、あるいは、ローラ・マヴーラなどの同世代アーティストたちの影響も受けているという。さらに、イギリスではジャズ・ファンクという文脈の中でインコグニート、ブランニュー・ヘヴィーズなどとも並べられて語られることもあり、インコグニートのブルーイなどは彼らのことをアフロ・ビートのジャズ・ファンクとして注目しているようだ。また、ダンス・ミュージックという側面から、彼らのサウンドはクラブDJやラテン・ハウス好きな人たちからも一目置かれている。
まだライヴそのものは見ていないが、映像などでその一部を見ると、絶対ライヴが素晴らしいバンドであることは火を見るよりも明らか。
熱いライヴを見られる日が来るまでは、しばしこの熱量の高いCDを聴き倒して待とう。まさにアフロ・ビート新時代を担う強力な新人だ。

[July 4, 2016 Yoshioka Masaharu – The Soul Searcher]

 

UKの良質レーベル<Tru Thoughts>が新たに契約を結んだアフロ・ファンク・バンド、ラクータ。

インコグニートがツアーのオープニング・アクトに指名し、これまでにもロイ・エアーズ、トニー・アレン、アフリカン・バンバータ、ジャジー・B(ソウル・II・ソウル)、クァンティックと豪華な共演歴を誇る注目の新世代アフロ・ファンク・バンド、ラクータ。彼等は、様々な音楽スタイルを融合を実践しながら、ファンク、エレクトロニック、ワールドミュージックを背景に、モダンなアプローチと伝統的なアプローチを探求するやりとりを繰り広げる。彼等の楽曲はアフロ、ソウル、ファンク、ノ、ニュージャズの枠だけにはとどまらず、ベースメント・ジャックスのフィーレックス・バートン、ロック・ステディ・クルーのボビートそしてローラン・ガルニエをはじめとするDJたちが絶賛、サルソウル黄金期を思わせるラテン・ハウスとしても機能するポテンシャルの高さを証明してみせた。
彼らのデビュー・アルバム『Brothers & Sisters』は8月5日にリリース!日本盤CDには2曲のボーナストラックが追加収録される。

先日公開された先行シングル「Bata Boy」*M1の試聴はこちら!一足先に真夏の気分を味わえる一曲。

LAKUTA – Brothers & Sisters

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label: Tru Thouhgts / Beat Records
artist: LAKUTA
title: Brothers & Sisters
ラクータ『ブラザーズ & シスターズ』

release date: 2016/08/05 FRI ON SALE
日本盤CD: ¥2,200+tax
日本盤特典: ボーナストラック2曲追加収録
解説:吉岡 正晴

Tracklisting
01. Bata Boy
02. Rice & Peace
03. So Sue Us
04. Pique
05. Yansan
06. Changanya
07. Lose Yourself
08. Mr Serious
09. Fear Go Running
10. Ultimate Robot
11. Bata Boy (Instrumental) *Bonus Track for Japan
12. Rice & Peace (Instrumental) *Bonus Track for Japan



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Written by air