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心地良い美しいメロディと、どこか懐かしく温かいサウンド。幅広い音楽ファンやアーティストの心を掴み、世界中で数多くのCM音楽に起用されている人気アーティスト、ビビオ(Bibio)が3年振りとなる最新アルバム『ア・ミネラル・ラブ(A Mineral Love)』のリリースを発表し、新曲「フィーリング(Feeling)」のミュージック・ビデオを公開した。

Bibio – Feeling

アルバムには、昨年11月に公開され話題となっていた「ペタルス(Petals)」も収録される他、2013年のグラミー賞で最優秀レコード賞を含む3冠に輝いたゴティエがゲスト参加している。

Bibio – Petals

 

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今回のアルバムでは、耳慣れた数々の音楽スタイルを通して、人が様々な不安と葛藤することの尊さを称えている。また60年代後半から現在に至るまで、数十年に及ぶ音楽の歴史から沢山の影響を受け、それを消化しながら、丹念に作品を作り上げるのが好きでたまらない、という僕自身の気持ちも込められているんだ。ここで引用しているスタイルには、どれもひとヒネリが加えられていて、カクテルのように特別なミックスになっている曲もある。

多様性というものを僕がどれほど愛し、必要としているか、それをアルバム全体で表現しているんだ。曲の並びには熟慮を重ねたし、自分でも満足しているよ。これが僕にとっての音楽の楽しみ方なんだ。これは純粋主義的な作品ではないし、特定の時代やジャンルをそのまま再現しようとしてもいない。新しい発想や新たなメッセージを伝えるための共通言語として、慣れ親しんだスタイルを用いているってことだね。葛藤や悲劇について、僕は真心や共感や敬意を込めて歌いたい。悲しみの中に、ほろ苦くも甘い希望を持たせたいと思ってるんだ。

今作は、他の作品をサンプリングせず、アルバム全編が一から作り上げられている。サンプリングを用いた作品のように聴こえてほしいと思う部分もあるけれど、一つ一つの細部まで自分の手で作り上げ、色付けすることによって、人々の忘れていた記憶と共鳴するような、聴き覚えのある親しみ易いテクスチャーを持たせたい。それぞれ異なる時代の音楽に特有の味わいや特色を盛り込んだ曲を書くという課題に取り組むのが楽しいんだ。とはいえ、ある特定の作品がなぜそういう音をしているのか、そういう実際的で確実な知識を僕は持ち合わせていないから、全部当て推量なんだけどね。楽器の演奏や曲作りやプロデュースの方法を、僕は独学で身に付けたから。今回のアルバムでは、そういった様々なスタイルや特質に関し、僕のパーソナルなフィルターを通した僕なりの解釈を行っている。自分がよく聴く作品から影響を受けている曲もあれば、70~80年代のアメリカのTV番組のテーマ曲や90年代のダンス・ミュージック等、自分が聴いて育ってきた音楽のおぼろげな記憶から影響を受けた曲もある。時として、ある一つの時代につい ての濾過されて淡くなった記憶は、緻密な研究や模倣よりも刺激的なインスピレーションの源になることが あるんだ。

今回のアルバムは、特定の音楽に関する分析的で緻密な研究というのではなく、様々なスタイル の音楽に触れた経験や記憶を土台にして作り上げた作品だと感じている。だから、過去のアーティストや作 品に意図的に言及したり賛意を示しているにもかかわらず、どれも僕らしく聴こえると思う。結局のとこ ろ、これは僕というステンドグラスの望遠鏡を通して見た景色なんだよ。

2016年 スティーヴン・ウィルキンソン(Bibio)
ビビオの最新アルバム『ア・ミネラル・ラブ』は、4月1日(金)に世界同時リリース。国内盤にはボーナスト ラック「プリティー・ガールズ(Pretty Girls)」が追加収録され、歌詞対訳が封入される。

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Labels: Warp Records / Beat Records
artist: BIBIO ー ビビオ
title: A Mineral Love ー ア・ミネラル・ラブ
release date: 2016/04/01 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-507 ¥2,200(+税)
国内盤特典: ボーナストラック追加収録 / 解説・歌詞対訳付

ご予約はこちら
beatkart: http://shop.beatink.com/shopdetail/000000002006
amazon: http://amzn.to/1Pj7E4V
Tower Records: http://bit.ly/1JZ9oxQ
HMV: http://bit.ly/1P7kZvm

商品情報はこちら:http://www.beatink.com/Labels/Warp-Records/Bibio/BRC-507/

Tracklisting
01. Petals
02. A Mineral Love
03. Raxeira
04. Town & Country
05. Feeling
06. The Way You Talk (Featuring Gotye)
07. With The Thought Of Us
08. Why So Serious? (Featuring Olivier St. Louis)
09. C’est La Vie
10. Wren Tails
11. Gasoline & Mirrors (Featuring Wax Stag)
12. Saint Thomas
13. Light Up The Sky
14. Pretty Girls (Bonus Track for Japan)

BIBIO|ビビオ
〈Warp〉所属のイギリス人プロデューサー。〈Mush〉からデビュー・アルバム『Fi』(2005)を 含む3枚のアルバムをリリースし、ボーズ・オブ・カナダやクラークといったアーティストから称賛を受けるな ど、早くから注目と人気を集める。その後〈Warp〉に移籍し、アルバム作品『Ambivalence Avenue』(2009)、『Mind Bokeh』(2011)、『Silver Wilkinson』(2013)をリリース。今作『A Mineral Love』は7枚目のアルバムとなる。またamazon、Googleといった世界的企業のCMに音楽を提供しており、2012年には、音楽を手がけた HONDAのCM「負けるもんか」がADCグランプリを受賞している。
https://www.youtube.com/watch?v=IQKfQIYzNbY

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Written by air