『Sirens』は、音楽的にも政治的にも思慮に富んだ習作だ。ニコラス・ジャーにとって、まだ2枚目の作品でありながら、彼の電子音楽家としての素晴らしいキャリアにおける最重要作になり得る作品である。
– Pitchfork
先週リリースが発表されたばかりの天才ニコラス・ジャーの最新アルバムが、本日よりデジタル配信スタート!
同年にリリースされたジェイムス・ブレイクのファースト・アルバムと共に、その年を代表するエレクトロニック・ミュージックにおけるエポックメイキングな1枚としてセンセーションを巻き起こし、国内外の年間ベストを総なめにしたデビュー作『Space Is Only Noise』から5年、待望の最新作『Sirens』がいよいよベールを脱ぐ。
前作『Space Is Only Noise』を絶賛したPitchforkは、今作『Sirens』に対し、前作に付けた8.4点の評価を超える8.7点を付け、当然のように【Best New Music】に選出。ニコラス・ジャーのキャリアにおいて、最重要作になるだろうと最高級の評価を与えている。
ダウンテンポ、ハウス、アンビエントを官能的なセンスでシネマティックに描写するその才能は、ピアノ・アンビエントに自身の物憂げなファルセット・ヴォイスを漂わせた冒頭曲「KillingTime」からさらに深化を遂げたことを伺わせる。「The Governor」ではハウシーに躍動するNYパンク・サウンドで踊るエルヴィス・プレスリーのようなヴォーカルを披露し、まるでポリスの名盤『Synchronicity』をベーシック・チャンネルがまるごとダブワイズしたような「No」、50年代のドゥーワップをモダナイズしたエモーショナルな終曲「History Lesson」を筆頭に、フランク・オーシャン、ボン・イヴェール、ジェイムス・ブレイクが紡ぐ2016年のエピックなムードにも共振。まさにニコラス・ジャーにしか創り得ない美しきアヴァン・ノワールの結晶がここに完成した。
いよいよ本日デジタル・リリースされるニコラス・ジャー超待望の最新アルバム『Sirens』は、10月14日(水)にCDリリース!国内盤にはボーナストラックが追加収録され、解説が封入される。
NICOLAS JAAR / Sirens
label:BEAT RECORDS / OTHER PEOPLE
artist: NICOLAS JAAR
title: Sirens
ニコラス・ジャー[セイレーンズ]
release date: 2016.10.14 FRI ON SALE
BRC-532 国内盤CD
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説書封入
商品情報はこちら:
http://www.beatink.com/Labels/Beat-Records/Nicolas-Jaar/BRC-532
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