デンマークの〈Tartele〉、ベルリンのポスト・ビートダウン系ディープ・ハウスの注目レーベル〈Box Aus Holz〉、さらには自身のレーベル〈Money $ex〉などからリリースをおこなうマックス・グレーフ&グレン・アストロ。ソロやシングル・レベルでの活躍から一転、なんと今度は老舗レーベル、コールドカット率いる〈Ninja Tune〉からアルバム『The Yard Work Simulator』をリリース。セオ・パリッシュあたりを彷彿させるデトロイト・ビートダウンのサンプル・ループ感とヒップホップのカットアップ&チョップ・サウンドの間を行き、そのリズムさばきでハウス・フォーマットの上に野太いファンク・グルーヴを出現させる。そのファットなグルーヴはディープ・ハウス、はてはヒップホップ~ビート・ミュージックのファンをも虜にすること間違いなしなサウンド。そんな彼らがアルバムを引っさげてリキッドルームにて初の来日公演!(河村祐介)
Max Graef & Glenn Astro (Ninja Tune/Money $ex Records/Tartelet)
and more…
2016.7.30 saturday midnight
LIQUIDROOM
more info to be announced(http://www.liquidroom.net)
▼ Max Graef & Glenn Astro (Ninja Tune/Money $ex Records/Tartelet)
〈Ninja Tune〉も契約せずにはいられなかった、昨今のダンスミュージックのキーワード「ロウ」を、アナログマシンではなく、「完全生音」というより原点的な角度から魅せるプロデューサーコンビ、Max Graef & Glenn Astroの初来日が決定した。2012年にSoundcloudを通じて出会った2人は、それぞれソロとしてもヨーロッパでの活躍目覚ましい。Max Graefは、2014年にデンマークの名門Tartletより発表した1stアルバム『Rivers Of The Red Planet』にてディープ・ハウスとビートミュージックの蜜月に新たな解釈を与え、翌年にはGlenn Astroも、ジャズバンドがハウスを演奏したような作風での1stアルバム『Throwback』をTartletより発表し、共に一躍シーンの寵児となる。2015年、2人は音作りの精度とこだわりに磨きをかけるべく、ホームレーベルMoney $ex Recordsを設立。そして2016年5月には満を持してコンビとして待望の1stアルバム『The Yard Work Simulator』を〈Ninja Tune〉より発表する。ファンクやジャズ、ヒップホップ越しに映し出されるサンプルを使わずほぼ生音で構成された新時代のディープ・ハウスは、LIQUIDROOMのフロアに心地良い極上の興奮を伝えること間違いなしだ。(松原裕海)
Max Graef & Glenn Astro / The Yard Work Simulator
artist: Max Graef & Glenn Astro
title: The Yard Work Simulator
レーベル: NINJA TUNE / BEAT RECORDS
品番: BRZN227 価格: 1,929円+税
フォーマット: 帯付き国内仕様盤CD(解説:河村祐介)
2016.05.28(金)発売
トラックリスト
01. Intro
02. Where The Fuck Are My Hard Boiled Eggs?!
03. Money $ex Theme
04. The Yard Work Simulator
05. Flat Peter
06. China Nr.04
07. W313D
08. Magic Johnson (Album Mix)
09. Jumbo Frosnapper
10. Viktor’s Blues
beatkart:http://shop.beatink.com/shopdetail/000000002046/
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