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80年代から90年代にかけて確立したそのレフトフィールドなサウンドを通して、後の音楽史に多大な影響を及ぼした伝説的プロデューサー、エイドリアン・シャーウッドの意匠をまとめた『Sherwood At The Controls』シリーズ第二弾から、1987年にリリースされたイタリアのインダストリアル・バンド、パンコウ(Pankow)によるプリンス「Girls & Boys」のカバーが公開!

パンコウは、イタリアのフィレンツェ出身のバンドで、同郷のバンドで同じく本作にフィーチャーされているイタリアン・ポストパンクのリンフ(Rinf)をエイドリアン・シャーウッドがプロデュースした後に出会っている。パンコウの初期のシンセサイザーとドラムマシーンによる刺激的なサウンドは、ヘレナ・ハフのような現代のテクノ・プロデューサーたちにとっても重要な指標となっている。そしてエイドリアン・シャーウッドが関わった80年代後期には、インダストリアル・ダンス・サウンドを確立し、後に多くの影響を与えてきた。エイドリアン・シャーウッドは〈Wax Trax!〉からもリリースされた『Freiheit Für Die Sklaven(Freedom For The Slaves)』と『Gisela』の2作品をプロデュースし、彼らのアメリカ進出に大きく貢献している。彼らのコラボレーションのハイライトと言えるのが、1988年のEP作品『Pankow Play The Hits Of The Nineties』今回公開されたプリンス「Girls & Boys」のカバーである。

6月24日に世界同時リリースされる『Sherwood At The Controls Volume 2: 1985 – 1990』は、5曲の完全未発表音源と、アナログによるオリジナル・リリース以降、入手困難だった貴重な初CD化音源も4曲収録。トラックリストには、マーク・スチュワート、リー・スクラッチ・ペリー、ミニストリー、タックヘッドらの名前が並ぶ。

前作に引き続きジャケットのコラージュを手掛けるのは、近年のエイドリアンのソロ作等も手掛ける気鋭の日本人デザイナー石井利佳。当時のオリジナル・アートワークや貴重な写真資料などが掲載された読み応えありのライナーノーツ付き。国内盤CDにはライナーノーツの対訳の他、初回生産分はボーナスMIXがダウンロードできるダウンロード・カード付。

Sherwood At The Controls – Volume 2: 1985-1990

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label: ON-U SOUND / BEAT RECORDS
artist: V.A.
title: Sherwood At The Controls – Volume 2: 1985-1990
― シャーウッド・アット・ザ・コントロールズ – Volume 2: 1985-1990
release date: 2016/06/24 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-515 定価 ¥2,200(+税)
国内盤特典:ライナーノーツ+初回生産分のみボーナスMIX CD付き

More Info:http://shop.beatink.com/shopdetail/000000002040

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Written by air