数々のプロジェクトを通して、ありとあらゆるスタイルのエレクトロニック・ミュージックを生み出してきたマーク・プリチャードが、 5月13日リリースの最新アルバム『Under The Sun』よりタイトル・トラックを公開!
先に公開されたトム・ヨーク参加曲「Beautiful People」に続いて解禁された本楽曲では、映画『サウンド・オブ・ミュージック』で知られる大女優ジュリー・アンドリュースのヒプノティックな歌声がサンプリングされており、アンビエント、サイケ、フォークなど、このアルバムに散りばめられた様々な要素を感じ取れる。聴き進めていくと同時に、アルバム全体のストーリーが、特徴的なアートワークの世界と共に目の前に広がっていくかのような感覚を受ける。
サンプリングしたパート(For every evil under the sun, there is a remedy, or there is none, If there be one, try and find it, If there be none, never mind it』は1700年代のマザー・グースの子守唄の一節なんだけど、これを聴いた瞬間、これを切り刻んで使いたい!って思ったんだ。3回試してようやく形にできたんだけど、この楽曲は「Beautiful People」「Rebel Angels」「Cycles of 9」といった楽曲を結びつける、アルバム全体のストーリーにおいて、すごく重要な役割を果たしてる。それに、俺自身大好きな初期のディズニー映画のような別世界の感覚みたいなものを感じさせる、感傷的な語感やメロディー自体がすごく好きなんだ。本当はジュリー・アンドリュースが俺が住むシドニーにしばらく滞在すると知って、もう1度これを唄ってもらおうと思ったんだけど、それは叶わなかったから、最終的にサンプリングって形になったんだ。
ー Mark Pritchard
またマーク・プリチャードは、今年NYで開催されるRBMAへの参加が決まっており、ヴィジュアル・アーティストのジョナサン・ザワダとコラボレーションをし、本作のショウケースとして没入型のA/Vインスタレーションを行うという。
本作にはトム・ヨークの他、同じく〈Warp〉所属のBibio、アンチ・ポップ・コンソーティアムのBeans、そしてダフト・パンクの映画『ダフト・パンク エレクトロマ』のサウンドトラックにも起用されたサイケデリック・フォーク歌手リンダ・パーハクスといった面々が参加。エイフェックス・ツイン、デペッシュ・モード、エイミー・ワインハウス、レディオヘッド、ボノボ、マッシヴ・アタックら錚々たる面々のリミックスを手がけるなど、プロデューサーとして、数多くのアーティストからリスペクトを受けるマーク・プリチャードの意欲作にふさわしい顔ぶれとなっている。
マーク・プリチャードの本名名義では初となるオリジナル・アルバム『Under The Sun』は、5月13日(金)に世界同時リリース。国内盤にはボーナストラック「In Stillness / Light Bodied」が追加収録される。iTunesでアルバムを予約すると、公開中の「Sad Alron」「Beautiful People」「Under The Sun」がいちはやくダウンロードできる。
MARK PRITCHARD / UNDER THE SUN
MARK PRITCHARD / UNDER THE SUN
マーク・プリチャード / アンダー・ザ・サン
WARP RECORDS / BEAT RECORDS
国内盤 BRC-511 ¥2,200+tax
国内盤特典 ボーナストラック追加収録/解説書付き
2016.05.13 FRI ON SALE
TRACKLISTING
1. ?
2. Give It Your Choir feat Bibio
3. Infrared
4. Falling
5. Beautiful People feat Thom Yorke
6. Where Do They Go, The Butterflies
7. Sad Alron
8. You Wash My Soul feat Linda Perhacs
9. Cycles of 9
10. Hi Red
11. Ems
12. The Blinds Cage feat Beans
13. Dawn Of The North
14. Khufu
15. Rebel Angels
16. Under The Sun
17. In Stillness / Light Bodied (Bonus Track for Japan)
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